冬のハイキングの服装は「止まる時間」で決める。高尾山の婚活の会の持ち物
冬のハイキングで何を着るかを、歩く時間ではなく止まる時間で決める考え方をまとめました。12月13日の冬の高尾山の会の行程で止まる時間を数え、山頂の気温の目安と、重ね着と持ち物を書いています。

写真はイメージです
会のページの持ち物の欄に、「脱ぎ着しやすい防寒着」と書いてある。
申し込む前に、クローゼットの前で手が止まる。冬の山は寒そうに思えるが、歩けば暑くなりそうでもある。厚いコートを着て行けば、登りで汗をかきそうだ。薄着で行けば、どこかで震えそうだ。どちらに寄せればいいのか、書いてある言葉だけでは決められない。
先に答えを書きます。冬のハイキングの服と持ち物は、歩いている時間より、止まっている時間に合わせて決めると考えやすくなります。歩いている間は体が温まるので、寒さがはっきり出るのは、休憩、山頂のごはん、乗り物の待ちのときです。12月13日(日)の冬の高尾山の会は、予定の行程では、登りで歩く時間が合わせて2時間弱、薬王院と山頂で止まる時間が2時間ほどあります。止まったときに足す一枚と、温かい飲み物を用意して、歩くときは脱ぐ。この形で考えると、持ち物は絞れます。
12月13日の会は、歩く時間より止まる時間のほうが長い
あいにいこうで代表の石田が開く12月13日(日)の冬の高尾山の会は、1号路を登って薬王院に寄り、山頂で昼ごはんを食べてから、ケーブルカーで下りる行程です。会のページに載っている予定の時刻から、歩く時間と止まる時間を分けて数えました。
| 区間 | 予定の時刻 | 時間 |
|---|---|---|
| 歩く(1号路の入口から薬王院) | 8:40〜10:10 | 90分 |
| 止まる(薬王院の自由時間) | 10:10〜10:50 | 40分ほど |
| 歩く(薬王院から山頂) | 10:50〜11:15 | 25分 |
| 止まる(山頂の記念撮影・ランチ。散策の時間も含む) | 11:15〜12:45 | 90分 |
歩く時間は合わせて115分、止まる時間は130分です(会のページの予定時刻から出した計算)。会のページには、混雑が予想されるので目安の時間とあります。ケーブルカーで下りる前には、列に並ぶ時間も加わりそうです。
登りの90分は、1号路を歩き続けます。体が温まって、上着を脱ぎたくなる頃になります。いちばん冷えそうなのは、汗をかいたあとに止まる、薬王院の40分と山頂の90分です。服を選ぶときの基準を「歩いている自分」に置くと、止まったときに足りなくなります。
山頂は、麓より2〜4℃ほど低い計算になる
どのくらい寒いのか、公の数字で目安を出します。
気象庁の平年値(1991〜2020年)では、八王子の12月は、1日でいちばん高い気温の平均が11.7℃、いちばん低い気温の平均が0.8℃です。
山は、高くなるほど気温が下がります。気象庁の用語集には、「気温の減率」として、対流圏では普通100mにつき0.5〜1度下がると書いてあります。林野庁の高尾山自然休養林のページでは、高尾山の標高は599m、自然休養林の標高は約200〜600mです。麓から山頂まで、高さで400mほど上がります。400mに0.5〜1度を当てると、麓との差は2〜4℃です。
山頂のランチは、予定では11時すぎから12時台にあたります。日中の最高気温に近い時間帯なので、12月の平年値の11.7℃から2〜4℃を引いて、8〜10℃ほどになります。これは計算で出した目安です。風の強さや日ざしで、感じる寒さは変わります。八王子の観測地点も、高尾山口駅とは別の場所です。
朝は、もっと冷えます。8時半の集合は、12月の1日でいちばん低い気温の平均が0.8℃という季節の朝です。
10℃を切る気温の中で、汗をかいたあとに30分から90分止まる。そう思って持ち物を見ると、「脱ぎ着しやすい防寒着」が何のためにあるのか分かります。
広報の山内は、冬の外で「待つ時間」に一枚足している
あいにいこうの広報の山内は、冬も外でテニスを続けています。コートに立っていない時間は、周りで見て待つ時間になります。待つ間の過ごし方は、決まっているそうです。
- 下にも上にも一枚足して待ち、自分の番が来たら脱いで動く。手間はかかるけれど、体には優しい
- 寒い日は、ダウンのロングコートのポケットでカイロを握って待つ
- 温かい飲み物は、ペットボトルでなく魔法瓶に入れて持っていく
テニスの話なので、山にそのまま当てはめず、考え方だけを借ります。動いている時間と止まっている時間で、着るものを分ける考え方です。山の会なら、薬王院の自由時間と山頂のランチが「待つ時間」。止まる前に取り出せる一枚を、リュックの上のほうに入れておく。山頂に着いたらランチの前に羽織り、歩き出すときに脱ぐ。山内の「待つときに足して、動くときに脱ぐ」と、同じ動きです。
服は、3枚を重ねて考える
止まったときに足す一枚を決めるには、服を3つの役目に分けておくと考えやすくなります。この目安は、会の決まりではなく、この記事で置いたものです。
- 肌に近い一枚。 登りで汗をかくので、汗をかいても乾きやすい、運動用のシャツ
- あいだの一枚。 会のページにあるフリースのように、体の熱をためておくもの。歩いて暑くなったら、まずこれを脱ぐ
- いちばん外の一枚。 会のページにあるダウンや、風を通しにくい上着。歩くときはリュックの上のほうに入れ、薬王院と山頂で着る
下は歩きやすいズボンで、寒い日はタイツを1枚足します。歩くときの服は、出発のときに少し涼しく感じるくらいでかまいません。歩き出せば温まります。
会のページの持ち物に、足すもの
12月13日の会のページには、持ち物として、歩きやすい靴、脱ぎ着しやすい防寒着や上着、手袋とマフラー、飲み物などが書いてあります。止まる時間のために、ここに足せるものが2つあります。
- 温かい飲み物。 会のページの飲み物は1本。その1本を、山内のように魔法瓶の温かい飲み物にする手もあります。山頂には自動販売機もあると、会のページに出ています
- カイロ。 山内が寒い日に手放さないものです。会のページには書いていないので、持っていくかは各自で決めます
石田は、10月20日の打ち合わせで、山の会は11月の後半から、寒さと装備の不足で厳しくなってくる、と話していました。12月13日の会は、全部が舗装された1号路を歩き、下りは全員ケーブルカーにする行程です。寒さへの備えは、止まったときに足す一枚が中心になります。冬の山を歩く日の凍結や日の短さは、高尾山の会を選ぶ記事に書きました。
服の選び方は、婚活の会の服装の記事に、11月の御岳山の会とコーヒーの会の分を載せています。
何を着るか迷ったら、開く人に聞ける
あいにいこうの会は、申し込む前でも、会のページからイベンターにメッセージで聞けます(ログインして本人確認が済んだ方)。12月13日の冬の高尾山の会で何を着ていけばいいか迷ったら、開く石田に聞くのが確かです。
よくある質問
冬のハイキングでも、靴はスニーカーでいいですか?
12月13日の会のページには「歩きやすい靴(スニーカー等)」とあり、1号路は全部が舗装された道です。林野庁の高尾山のページも、最低限の装備として、サンダルやパンプスではなく運動靴かトレッキングシューズを求めています。
出典:
- 気象庁「平年値(年・月ごとの値)八王子(東京都)」(統計期間 1991〜2020年。2026年11月4日に確認) https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_amd_ym.php?prec_no=44&block_no=0366
- 気象庁「天気予報等で用いる用語 気温、湿度」(気温の減率。2026年11月4日に確認) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kion.html
- 林野庁「高尾山自然休養林」(標高599m・自然休養林の標高約200〜600m・靴。2026年11月4日に確認) https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/reku/rekumori/takaosan.html
- あいにいこう「冬の特別企画 冬の高尾山」の会のページ(予定時刻・持ち物。2026年11月4日に確認) https://ainiikou.jp/events/afd44a06-7c98-4307-a082-652234c5d6c8
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