婚活で決め手がないとき。「どこが良かった?」を3つの向きに聞くと、決め手の中身が見えてくる
婚活で何度か会った人に、これといった決め手がなくて決められない方へ。広報の山内が以前の恋愛の講座で教えていた「質問を下げる・上げる・広げる」考え方を、卓球ダブルスの会やAI漫画の勉強会の例で紹介します。

写真はイメージです
2回会った。3回目に誘われている。
話していて困ることは無かったし、嫌だと思った所も思い出せない。それなのに、「この人にします」と言える決め手が、自分の中に見つからない。友だちに「どこが良いの?」と聞かれて、「優しい、かな」と答えたとき、自分でもその答えが薄く聞こえた。
先に答えを書きます。決め手は、相手の側に落ちているとは限りません。自分が何を求めているのかを言葉にできたとき、初めて「この人にはそれがある」「ない」が分かります。そのための問いが3つあります。「この人の、どこが良かった?」を、具体の場面に下げる。「それがあると、何がうれしい?」と、望んでいることへ上げる。「ほかには?」と、横に広げる。
3つの問いのもとは、あいにいこうの広報の山内が恋愛の講座をしていたころに使っていた、質問の向きを変える考え方です。問いの向きを変えて、考えを具体にしたり、大きくしたり、広げたりします。相手に求める条件を決める話ではなく、目の前の1人に「決め手」があるかを見るための問いです。
「優しい」では、使い道がない
「優しい」は、決め手の言葉としては大きすぎます。誰にでも当てはまるので、その人でなければならない理由にならないからです。
そこで、1つ目の問いです。「それは、具体的にはどんな場面だった?」
- 2回目に会った日、店を出るとき、こちらの帰り道の方向を先に聞いてくれた
- 自分が話すあいだ、相手はスマホを見なかった
- 決めかねているとき、急かす言葉が出なかった
「優しい」の中身が、場面になりました。場面は、他の人との比べにも使えます。次に会った人が同じことをしたとき、「あの人と同じ」と気づけるからです。
場面から、自分が求めているものへ上げる
場面が出たら、2つ目の問いです。「それがあると、何がうれしい?」
「急かさなかった」という場面なら、答えは、こうなるかもしれません。
- 決めるのに時間がかかる自分を、待ってもらえるのが楽だ
- 自分のペースを、変えなくていいと思えた
この答えは、相手の話ではなく、自分の話です。決め手を探していたはずが、自分が何を求めているのかに行き着きます。「待ってもらえること」を大事にしている人が、いつも先に決めたがる相手と3回目を迎えても、決め手は生まれにくいでしょう。逆に、急かされない時間を求めている人にとって、この相手の「急かさなかった」は、決め手になりえます。
横に広げる。もう1つ、出してみる
3つ目の問いは、「ほかには?」 です。
下げて、上げたあとに、別の場面でもう一度、同じ問いをします。「優しい」の次に出てくるのは、たとえば「食べ物の好みを聞いてくれた」かもしれませんし、「別れ際の挨拶が丁寧だった」かもしれません。3つか4つ出してから、もう一度、上の問いで、「何がうれしい?」を聞いてみます。
すると、同じ言葉がくり返し出てくることがあります。「待ってもらえる」「安心して話せる」。出てきた言葉が、自分が求めているものの、いちばん近い名前です。
卓球ダブルスの会なら、場面が増える
あいにいこうの会には、日程調整中の、男女ペアで打つ卓球ダブルスの会があります。ペアを替えながら短い試合をして、そのあとカフェで話す形です。
この会の場面は、向かい合って話すだけの席より、増えます。空振りしたあとの一言、ペアの相手がボールを取りに行ったときの動き、点を取られたあとに出る言葉。「具体的には?」の問いを使うときの、材料が増えるからです。
帰り道に、3つの問いで振り返ってみます。
1. 一緒に打った人の、何が良かった? それは、どんな場面?
2. その場面があると、自分は何がうれしい?
3. ほかの人との時間では、どうだった?
書く場所は、帰ってからの手帳でかまいません。1つの問いにつき、1行です。
AI漫画の勉強会なら、「何がうれしいか」が見える
日程を調整中のAI漫画の勉強会は、広報の山内が開く予定の会です。グループで最近の出来事を話し合い、一人ひとりが自分の話を4コマにします(会のページ)。
2つ目の問い「それがあると、何がうれしい?」の答えは、自分の側にあります。この会では、相手がどんな出来事を漫画にしたいと選んだかが、4コマになって目の前に出てきます。自分のうれしいと、相手のうれしいが近いかどうかを、話の中身で見られます。
決められないままでも、進めるときは
3つの問いを使っても、すぐに答えが出ない日があります。
そのときは、問いの2つ目で出た言葉を、メモに残したままにしておきます。次に会う日までに、新しい場面が加わります。メモが増えたころ、同じ言葉が何度も出ていれば、それが自分の求めているものです。出ていなければ、まだ会う回数が足りないのかもしれません。
条件を並べる前に、ふたりでいる場面を書く方法は、「理想が高い」と言われたときの記事にあります。条件を、譲れないものとあればうれしいものに分ける手順は、条件の決め方にまとめました。
3つの問いの材料が増える会
あいにいこうは、全部が婚活の会です。卓球や4コマのように、一緒に何かをする会では、1人の人のふるまいを、何通りもの場面で見られます。3つの問いに答える材料が、1回の会で増えます。登録は11月1日からです。
よくある質問
同時に何人かと会っていて、決められません
3つの問いを、会った人ごとに同じ順で使ってみてください。1人目の「何がうれしい?」で出た言葉が、2人目、3人目でも出るかどうかを見ます。同じ言葉が出ない相手がいれば、その人との時間は、別のものを渡してくれているのかもしれません。
「ときめかない」ことが、気になります
2つ目の問いで、ときめきを求めているのか、安心を求めているのかを分けてみてください。「それがあると、何がうれしい?」の答えが「会うたびに気持ちが上がる」なら、ときめきは自分にとって決め手の1つです。答えが「一緒にいて楽」なら、ときめきが無いことは、この人を外す理由になりにくいかもしれません。どちらを大事にするかは、自分で決めてよいことです。
料理、スポーツ、街歩き。やることがある会は、話が続きます。
いま載っている会


写真はイメージ

